皆さん、こんにちは!お久しぶりです!! 今回、私N.T.もM.S.さんに引き続き、後期個人プロジェクトの完結編となる記事を書かせていただきます:)

さて、まず始めに、私のプロジェクトのテーマが何だったかというと、映画『New Year’s Eve』の『字幕研究』でした。

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そして、このプロジェクトのゴールは、「翻訳しづらいセリフの共通点を見つけること。根拠のある訳にするには、映像を読み取る必要があることを証明すること。」でした。

 

次に、どのような流れで進めていったかを簡単に説明します。

  1. 訳しづらいセリフをシーン毎に切り取る
  2. そのセリフを発している登場人物をカメラがどう捉えているか、カメラと被写体との距離・アングル・ショットなどに注目して映像を読み取る
  3. 画面の情報を踏まえて訳をつけ、どうしてその訳になったのかを文章で説明する

 

以上の手順で進めた結果、まず最初にわかったことは、「日本語には無い表現が訳しづらい」ということ。例えば、”Yo, I see you, player.” というセリフがでてきました。直訳すると「私はあなたを見ています」となります。これは、ザック・エフロン演じるポール(下の画像の人物)が前から歩いてくる男性に呼び掛けた言葉です。zac-efron-on-new-years-eve-1298556708-view-0

しかし、日本語では呼び掛ける時に「あなたを見ている」なんて言いませんよね?このように、英語独特の表現があるので、訳しづらいとわかりました。

ところで、この”Yo, I see you, player.” というセリフを、私は「よぉ、プレーボーイ」と訳しました。なぜなら、このセリフを発したポールの浮かれた様子や、ちょっとチャラい感じ、また、画面への映され方から呼び掛けた相手が知り合いでないと推測したこと、さらに、通りすがりに声をかけるのだから、短く軽い口調が適切だと判断したからです。

 

このように、映像を読み取った上で、どうしてそういう訳にしたかを言葉にして、論理的に説明できたので、「根拠のある訳をつけるには、映像を読み取る必要がある」ということも一応は証明できたのではないかと思っています。

 

「一応」と書いたのは、今回は4つしかシーンを取り上げられず、言い切るには材料が足りないと感じたこと、また、この研究を自分や先生以外に見せて、納得できるものか確認したわけではないということが理由です。自分自身、若干腑に落ちない部分が残ってしまったので、この点については、卒業研究で解消できればと思います。

 

最後に、今後の展望についても軽く触れさせていただきたいと思います。先ほども卒業研究という言葉をだしましたが、この『字幕研究』を継続してやっていく予定です。早速、映画を探し始めましたが、卒業研究は学生生活の集大成となるものなので、作品選びから時間をかけてやっていきたいと思っています。研究の成功を願っていてくださいネ♥

new-years-eve-ashton-kutcher-560(※画像はふざけてますが、研究には真剣に取り組みます。)

Well, see you soon☆

プロフィール

N.T.
N.T.
翻訳コース所属
フットサル部の平部員です:)